プロレスラーの三沢光晴選手が試合中の事故で急逝されました。「キング」と称されたスーパープロレスラーが46歳というまだまだ若い年齢でこの世を去ってしまい、本当に残念で仕方ありません。
今はプロレスを観る事はほとんどありませんが、まだ学生だった頃の90年代初頭、深夜に放映されるプロレス中継を夢中で観ていた時期があります。その頃から三沢選手のファイトは熱さとクレバーさが観る側にもしっかり伝わってくるもので、その懸命な戦いぶりが自分は大好きでした。
私にとって人の死というのは恐怖であると同時に、「突然に起こるもの」というイメージがずっと昔から離れません。長寿だった祖父母など親族のケースを除くと、自分は高校時代の先輩、友人、会社員だった頃一緒に仕事をしていた元同僚が3名と合計5名の死に立ち会っています。そして最近も近しい人の悲しい訃報に接しました。
そのほとんどは、病気でなく事故によるものです。特に14年前の阪神・淡路大震災で高校時代から仲の良かった友人の死亡を知った時には衝撃で周囲の風景が変わりました。「あんな元気なヤツが突然死ぬなんて・・・痛かったやろな・・・」足元が壊れ、身体の奥側から恐怖で震え、なかなか収まらなかった記憶はこの先も忘れません。ただ、彼ら・彼女らとの思い出はずっと自分の心の中で生き続けています。それは決してリセットができないものです。
現在37歳の私はきっとこれから先も人の死に接していくのでしょうが、その時には亡くなった人達との記憶を心のどこかで大切に抱えながら日々を生きていける人間でありたい、と思います。そしてできる事ならば、その記憶を現実に生きる人達の幸せ作りの手段として正しく行使できる人間になりたい。
そして何年先になるのか分かりませんが、自分がいつかこの世を辞去する時には「いや~、いろいろあったけど、悔いはない。いい人生だったよ」と、あの世の先人達に笑って報告ができるように。その為にも自分なりに1日1日を大切に生きていきたい、と思います。
三沢選手は残念ながらこの世を去られましたが、本当にたくさんの人々がその戦いぶりを心に刻んでいると思います。そのファイトに熱中していたひとりとして、三沢選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
むらい
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