2009年2月23日月曜日

打たれ強い子です・・・


アロマルームにある観葉植物は、とっても我慢強い子なんです。

もともと、私は緑を育てるのがヘタで、いくつも失敗してきました。
買っては腐らせ、もらっては枯らし・・そんな私がお世話してるので一時はとても可哀相な状態だったんですが、みかねた生徒さんが、家から土を持ってきてくれ、別の生徒さんは植え替えかたを教えてくれて・・そのおかげで、2枚だけ残っていた葉っぱから新しい芽がでできました。
今もアロマルームの片隅に置いてるんですが、何度か鉢を倒してしまい、急いで土をかき集めて鉢に戻してを繰り返してるんですが、なんとか
強く成長してくれてます。
いろんな人のプレッシャーを感じながら耐えてくれてます。
私もこの子のように強く頑張ります!

2009年2月22日日曜日

フェイシャル講座

いよいよ、三月からフェイシャル学科が開講します!
私たち講師二人と、月に数回ですが一緒に授業をしてくれる講師を紹介します。
写真中央が上村さんです。
フェイシャルのキャリアがありアロマの授業も担当してくれます。
みなさん、よろしくお願いします!
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2009年2月18日水曜日

授業風景

最近また寒さが増してます!昨日は雪がチラツキました。
アカデミーでは朝10時から授業がスタートします。
朝の授業は比較的人数が少ない日があり、本日はアロマルームでアロマの生徒さん相手に
推拿の生徒さんが西本講師にマンツーマンで教えてもらってるところを激写しました☆☆

推拿療法師科のFさんは現役セラピストで仕事の休みの日に西脇から通ってくれています。
とっても熱心で勉強家です。
生徒さん達の真摯な態度に私達も毎回「初心を忘れず」努力する気持ちを持ち続けたいと思います!
小松でした。

2009年2月15日日曜日

自燈明 法燈明 (後編)

(前回の続き)古い経文の言葉である、自燈明(じとうみょう)法燈明(ほうとうみょう)とは一体どういう意味か?山岡荘八著「伊達政宗」には次のように書かれています。

自燈明・・・自らを拠りどころとして、他人に頼りきらない姿勢
法燈明・・・まだ自分でこの世を照らす燈明を持っていない場合、法(法律ではなく天地の自然・宇宙の真実の事)を拠りどころに修行していく事でやがて、自分の燈明で周囲がよく見えるようになる。その為にも、足元を法燈明でよく見る勉強をしなさい、という事。

ちなみに、今から20年前の高校生の頃に読んだ頃は自燈明の意味は何となく理解できましたが、法燈明の意味はさっぱり分かりませんでした。今回読み直してみて、ようやく初めて法燈明の輪郭が少しだけ見えた思いがしました。それは私がアカデミーで中国の伝統手技である推拿療法を担当しているおかげかもしれません。

推拿療法のバックボーンは中国伝統医学(東洋医学)であり、その原点は中国の古代思想にあるといわれます。東洋医学には自然現象と人体に起こる現象を密接に結びつける発想があり、その事を「天人相応(てんじんそうおう)」といいます。もともと人間は天地自然の大生命につながる同じ根っこの生きものである、という天人相応の思想は、そのまま自燈明・法燈明と結びつくように思えてなりません。法燈明とは「自然界・世間に学びながら、自身を磨きなさい」という意味なのだと思うからです。

実は、私は子供の頃、「将来は歴史学者になりたい」とマジメに考えていた時期があります。ただ、それは子供特有の現実性のない夢でしたので、いつの間にかしぼんで消えてしまいました。

あれから20年以上の時が過ぎて、自分はリラクゼーションスクールの講師となり、推拿などの手技療法や知識を生徒さん達に日々教えています。ひょっとすると、私にとっての法燈明とは、アカデミーで過ごす生徒さん達との日常の事なのかもしれません。授業をしたり、笑いあったり、様々な事を話したり・・・。

まだまだ学ぶべき事が山積している私ですが、アカデミーでの毎日を糧に、いつかは自らを燈明として毎日を歩んでいきたい、と思うのです。

むらい

2009年2月14日土曜日

花粉症対策

そろそろ花粉症の本格的なシーズンがやってきましたね~。
みなさんは、花粉症対策はどうされてますか?

私は、花粉症の症状はないんですが、風邪予防・花粉症予防と勝手に信じて、帰宅後、そのまま
お風呂に直行します。手やうがいだけでなく、体についた菌も全部洗い流してしまいます。 そのお
かげか、ただただ丈夫なだけか、この冬も無事過ごせています。

今回は、アロマを使った花粉症対策を紹介します。
鼻づまりや不快感にはティートリーやユーカリ、ペパーミントがオススメです。
*片方の鼻を指だ押さえて、もう片方の鼻に精油のビンを近づけ、数回呼吸します。
   もう片方も同様に香りを吸い込みます。
外出時なら、ハンカチやコットンに精油をおとして、鼻から吸い込んでもスッキリします。
お気に入りの精油を持ってのお出かけも気分転換にもなるのでオススメです。

*マグカップに40~50度のお湯をそそぎ、精油を2滴加えて、目を閉じ、鼻を近づけ鼻から呼吸
   します。 鼻のムズムズだけでなく、リフレッシュ効果も高いのでお仕事中にもおすすめです。

精油は、眠気やのどの渇き、倦怠感などの副作用もなく、自然治癒力を高める働きがあります。
精油の香りで、気分転換しながら、つらい季節のりきってください。
                                           にしもと
 

2009年2月8日日曜日

自燈明 法燈明 (前編)

アカデミーの生徒さん全体のうち、男性が占める割合はおよそ35%。女性の生徒さんににぎやかで明るいタイプの方が多いのに対して、男性の生徒さんは、コツコツと地道に授業を受けられている方が多い印象があります。

そんな男性生徒さんのおひとりにプロボディケアセラピスト科で学ぶKさんがいらっしゃいます。(Kさんご自身はよくしゃべられる方ですが)Kさんは40代で平日は宝飾関係の営業マンをされていますが、元々リラクゼーションや整体にご興味があったようで、ほぼ毎週日曜日にはアカデミーに来て頑張って授業を受けられています。

そんなKさんと先日、授業の合間に戦国時代とお城の話題で盛り上がったのです。その時他に3名ほどの男性生徒さんがいらっしゃったのですが、皆さんも興味深々、そのうち学院長までその輪に入ってきており(学院長も戦国時代やお城の話にかなりお詳しいです)、さしずめメンズ歴史談義(!?)となったのでした(少なくともアカデミーの男性陣には戦国時代好きが多い事はよく分かりました)。もし、これからも歴史談義が盛り上がるようなら、「アカデミー歴史研究会」ができるかも・・・です(笑)

学生時代の私にとって歴史は唯一といってよい得意科目で、戦国時代の話も小学生の頃から好きでした。そして、高校時代に放映されたNHK大河ドラマ「独眼龍政宗」の原作「伊達政宗」を読んだのがきっかけで山岡荘八の作品にハマっていた時期があります。

Kさんとのやりとりに感化され、私は先日より久しぶりに山岡荘八著「伊達政宗」を読み返し始めました(全8巻のうち、ようやく1巻が終わろうとするところです)。この本には懐かしくとても印象深い言葉があります。それは伊達政宗(お殿様に対して敬省略失礼します)にとって生涯の師となる虎哉(こさい)禅師が、政宗の家人達に説いた「自燈明(じとうみょう)法燈明(ほうとうみょう)」という言葉です。
(続きは次回に記します)

むらい

2009年2月4日水曜日

足ツボと体質

毎日寒いですね~☆
アカデミーの教室の中は暖房がとても効いているので生徒さんはみなさん
Tシャツ一枚で頑張って実技に集中しています。
アロマの教室では肌を出す時間が多いので特に暖かくしています。
 
私、昔は足が冷えて靴下を履いて寝ることもあったんですが
10年前位に「足ツボ」に出会ってから、足の冷えがマシになり
お風呂からあがってからもポカポカが長持ちするようになりました!
 
それと酷い肩こりで頻繁に頭が痛くなりつらかったのですが
「足ツボ」を続けていてある日気が付いたのですが
肩は相変わらず凝っていますが頭まで痛くなる肩こりがなくなってたんです!

私のような肩こりや冷えの方は是非「足ツボ」を定期的に続けてみて
ください。神経が穏やかになりますし精神が落ち着きます。

人によって感じ方はそれぞれでしょうが自己回復力アップになりますよ。
「満足」できるからだとは精神と肉体のバランスなんです。
おしゃれは「足元」から!健康は「足裏」から!    コマツ
                                                
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2009年2月1日日曜日

映画「レボリューショナリーロード」を観て

先日の休み、友人と「レボリューショナリーロード」という映画を観に行きました。

レオナルド・ディカプリオとケイト・ウインスレットという、あの「タイタニック」のコンビが若夫婦役で再びタッグを組んだこの映画は、「(純愛の)タイタニック」とは異なり、複雑な愛情と苦悩が描かれており、結構ヘビーな感情に捉われてしまう映画でした。(近所の老夫婦の息子に罵られたケイト・ウインスレットがカップを持つ手を震わせながら必死で耐えている表情が未だに私の脳裏から離れません・・・)

この映画には色々な示唆があったと思うんですけど、自分が特に印象深かったのは妻・エイプリルが現在の日常から逃げたいと強く願い、「パリに移住しましょう」と夫・フランクに提案し、固執し、その準備に熱中していた様子です。移住の準備に明けくれるエイプリルはとても輝いて見えました。きっと彼女は壊れていきそうな自我を「異国(パリ)に住む事」で守りたいと考えたのでしょう。

ただ、この映画は今から50年以上前のアメリカが舞台で、「地球が平準化した」といわれる現代とは交通網や情報網が全く違います。もし、エイプリルが情報がこれだけ氾濫している現代に生きていたら同じように「パリに移住したい」とは考えなかったのかもしれません。なぜなら、情報に溢れる現代の方が「異国に住む」という事に夢や憧れを持ちにくいのではないか、と思うからです。

その意味で当時はまだエイプリルにとって「夢や憧れを信じられる場所」があった時代であり、そこは救いだったのかもしれないな・・・と思いました(たとえひと時とはいえ、パリに住む夢に夢中になり、充実した日々を過ごせた訳ですから)。

文明が発展していくことは勿論良い事だと思いますが、全てが無条件に良い訳ではなくて一方で犠牲になるものもきっとあります。良くも悪くも、私達人間は社会的・外的環境から決して逃れることはできない、いつの時代でもそれらの制約の中で一生懸命に自己実現を図っていかなければならないんだな・・・そんなことを「レボリューショナリーロード」を観ながら考えさせられました。

なんか映画の感傷に捉われてしまい、メチャメチャ脈絡のない文章になってしまいました(私は単純かつ情緒的な人間ですので、すぐに感傷的になってしまいます。まぁ冷めちゃうのも早いんですが・・・)。ただ、ちょっと自分の生活や足元を見つめ直してみたい、という方にはきっとオススメの映画だと思います。

むらい