2009年6月28日日曜日

スクール名変更に思う事

芦屋ボディケアアカデミーは7月1日よりLUCK(ラック)トータルセラピーカレッジに名称変更し、新しいスタートを切ります。

今回の名称変更に関しましては、生徒さん達から「えっ?どうしてスクール名を変えちゃうんですか?」というお声を予想以上にたくさんいただきました。生徒さん達にとってはきっと唐突な出来事に感じられたんでしょうね・・・。

実際には様々な理由があります。ビューティコースの受講生さんがかなり増えて、コース内容も充実してきたこと、今後のスクールの展開を見据えて、親しみをもってスクール名を覚えていただきたい、更にはこれからの消費者動向を勘案して、なんて理由もありますし。その中でも最も大きな理由は「これから私達が目指していくものをスクール名に込めたかったから」です。

実は、今回の新名称は私達の全体ミーティングの中で決定したのですが、「LUCK」の4文字の中には私達の様々な思いが込められています。LUCKとはそれ自体で幸運・天命・巡り合わせといった意味がありますが、これら4文字に私達はこんな思いを込めました。

L=LIFE(生活・日常)、
U=UNITE(結びつける)・YOU(あなた)、
C=CARE(ケア・お世話)、
K=KINDNESS(親切・思いやり)

つまり「あなたの生活を思いやり溢れるケアと結びつけるスクール」といった意味合いがあるのです。

実際、講師間でも話題にもなりますが、最近はリラクゼーションという言葉の定義についてお客様(リラクゼーションを学ぶ事に興味を持つ方々です)の捉え方が変わってきたと実感します。

リラクゼーション=ボディケア・整体だけではなく、そこに健康情報、日常のケア方法を学んでみたい、今持っているスキルをリラクゼーションと結び付けたい、という方がドンドン増えているように思います。(そういえばアカデミーでも現役ヨガインストラクターさんという生徒さんが増えていますしね)

リラクゼーションの可能性を更に広げて、そうした人達に様々な事を提案していけるスクールになっていきたい、と私達は考えます。

私個人は3年以上に渡って共に歩んできた「芦屋ボディケアアカデミー」の看板が消滅するのに一抹の寂しさがありますが、昨今の時代状況や消費者ニーズの移り変わりのスピードはそんなちっぽけな感傷などカンタンに吹き飛ばしてしまうほどにモノスゴイです。

それは時代オンチというか、流行への感度アンテナがメチャ鈍い私にすら感じられるものです。(全くの余談ですが、先日《KAT-TUNのライブに行ってきた~(嬉)》という生徒さんに、私はその存在をよく知らず、6~7年前にはやったロシアのデュオ・タトゥーと勘違いしてしまい大変恥ずかしい思いをしました・・・ちなみに私は普段ほとんどテレビを見ません)

別に流行に媚びるという事ではなく、自分達の核となる思いを持って外部に発信しながら、先端の消費者ニーズをきちんと理解する重要性がこれまで以上に問われていくんでしょうね。

芦屋ボディケアアカデミー時代のアットホームさ、少人数制などの良い面も残しつつ、そうした諸々の事にスクールとしてしっかり取り組んでいく・・・その象徴が今回のスクール名の変更です。これからも、受講生さん達との歩みの中でLUCKトータルセラピーカレッジの名前をドンドン浸透させていきたいです。

むらい

2009年6月21日日曜日

現場デビューと手もみ庵

アカデミーの卒業生・受講生が続々と直営店「手もみ庵」にてセラピストデビューをされています。

ここ1~2週間だけでも、つかしん店のYさん、尼崎店のSさん、垂水店のYさんとSさん、明石店のSさんと立て続けに5名の方(全員が女性です)がセラピストデビューを果たされました。(垂水店のSさんだけはリラクゼーションの経験者ですが)。

入店された生徒さん達に「どうやった~?」と伺うと「最初は緊張したけど、いいお客様ばかりでホッとしました~」「先輩スタッフさん達がフォローしてくれました」「喜んでいただけたお客様もいたけど、まだまだ練習しないとな~と思った」など様々な感想がありました。

また配属店舗の各店長達もメールで入店された生徒さん達の状況を細かく教えてくれました。「皆さん頑張ってるよな~」と安心し、嬉しくも感じました。

リラクゼーションセラピストの醍醐味のひとつは、自分が持つ技術・知識と自分らしさを発揮してお客様に向き合えるところです。特に「手もみ庵」では技術だけではなく、接客・サービスにも力を入れているので、「お客様に喜んでいただける」「店舗にとってもプラスである」基準を満たせば、それこそ思う存分自身の個性を発揮できる土壌があるように感じます。

きっと「自分らしさを発揮してドンドン仕事をしていきたい」と願う方には最適の環境だと思います。

もちろん仕事ですから、すべてがバラ色というわけではありません。きっとしんどい事だってあるでしょうし。(たとえば10人いれば10人それぞれに違った価値観・人生観があるのは当然ですしね・・・)ただ、後ろ向きなしんどさというのは決してないとも感じます。

私は手もみ庵(阪神間で9店舗)の各店舗の店長達が日々どういう思いで店舗運営をしているかを毎日メール送信してくれる業務レポートを通じて知っていますので、根っこの部分で店長達や現場研修を担当するトレーナーの事を信頼しています。ですので、アカデミーの生徒さん達には安心して「手もみ庵」に入店していただきたいです。

もちろん、私自身にとっても生徒さん達が「手もみ庵」でどれくらい頑張られるか?その事は自分自身の通信簿だという自覚もあります。(もちろん、手もみ庵に入店された方だけではなくて、実際には自分が携わった受講生さん・卒業生さん全てについて言える事ですが・・・)

自分も生徒さんの施術を受けた時、たまにキツい事を言ってしまう事もありますが、それは決してイジワルからではなくて、生徒さんに現場でツライ思いをして欲しくないから・・・というとメチャ自己弁護っぽいですが(汗)

プロのリラクゼーションセラピストを志望される方にとっては現場でお客様を施術するようになってからがセラピストとして本当のスタートです。店舗に入った生徒さん達にはどうか初心を忘れず、お客様との出会いを楽しみながら、イキイキと活躍していただきたい、と願っています。

むらい

2009年6月18日木曜日

Rookies

久々に映画を観ました!
今、話題の「Rookies」です。
こんな私のようなおばさんでも泣けて泣けて・・・どうしようもないくなるくらい熱いstoryでした。
「夢を持つ!」って大事ですね。
「無駄な努力はない」その努力が「奇跡」をおこすんや!と思いました。
明日もがんばろう!と勇気をもらえた映画でした。
上映されて一ヶ月くらい経つみたいですがまだ間に合います、観に行ってみてください★
小松でした☆

2009年6月17日水曜日

THE BIG ISSUE

BIG ISSUE という雑誌をご存知ですか?
ホームレスの方が街中で販売している雑誌です。
1冊300円でその内の160円が販売員の収入になります。

私は、毎回ではないですが、気になる表紙の時には購入します。今回は鶴瓶さんの笑顔につい立ち止まり購入しました。
読んだ方はご存知だと思いますが、値段以上に内容が詰まっているので、単純に読み物としても満足できます。

もう一つ購入の理由が、販売員さんの笑顔です。よくコンビニや本屋で買い物をする時、時々ですが「いらっしゃいませ、ありがとうございました」もなく、目が合うこともなく接客されることがあり、寂しい店やな~と思いながら店を出ます。
それに比べて、ISSUEの販売員さんは、本当に楽しそうに接客してくれます。中には、手作りの数独パズルを作成して付録にされてる方もいらっしゃり「この間の難しかったわ~」とか会話しながらの購入も楽しいですよ。
初めて購入する時は、販売員さんに声をかけるのに最初は少し戸惑いはあるかもしれませんが、販売員さんの笑顔と読み物としての内容とどちらも満足できると思います、一度読んでみてはいかがでしょうか?
                                     にしもと

2009年6月14日日曜日

三沢選手と生と死と

プロレスラーの三沢光晴選手が試合中の事故で急逝されました。「キング」と称されたスーパープロレスラーが46歳というまだまだ若い年齢でこの世を去ってしまい、本当に残念で仕方ありません。

今はプロレスを観る事はほとんどありませんが、まだ学生だった頃の90年代初頭、深夜に放映されるプロレス中継を夢中で観ていた時期があります。その頃から三沢選手のファイトは熱さとクレバーさが観る側にもしっかり伝わってくるもので、その懸命な戦いぶりが自分は大好きでした。

私にとって人の死というのは恐怖であると同時に、「突然に起こるもの」というイメージがずっと昔から離れません。長寿だった祖父母など親族のケースを除くと、自分は高校時代の先輩、友人、会社員だった頃一緒に仕事をしていた元同僚が3名と合計5名の死に立ち会っています。そして最近も近しい人の悲しい訃報に接しました。

そのほとんどは、病気でなく事故によるものです。特に14年前の阪神・淡路大震災で高校時代から仲の良かった友人の死亡を知った時には衝撃で周囲の風景が変わりました。「あんな元気なヤツが突然死ぬなんて・・・痛かったやろな・・・」足元が壊れ、身体の奥側から恐怖で震え、なかなか収まらなかった記憶はこの先も忘れません。ただ、彼ら・彼女らとの思い出はずっと自分の心の中で生き続けています。それは決してリセットができないものです。

現在37歳の私はきっとこれから先も人の死に接していくのでしょうが、その時には亡くなった人達との記憶を心のどこかで大切に抱えながら日々を生きていける人間でありたい、と思います。そしてできる事ならば、その記憶を現実に生きる人達の幸せ作りの手段として正しく行使できる人間になりたい。

そして何年先になるのか分かりませんが、自分がいつかこの世を辞去する時には「いや~、いろいろあったけど、悔いはない。いい人生だったよ」と、あの世の先人達に笑って報告ができるように。その為にも自分なりに1日1日を大切に生きていきたい、と思います。

三沢選手は残念ながらこの世を去られましたが、本当にたくさんの人々がその戦いぶりを心に刻んでいると思います。そのファイトに熱中していたひとりとして、三沢選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

むらい

2009年6月11日木曜日

私のファスティングダイエット日記とその後

小松講師・西本講師・事務の竹村さんの女性陣に続き、先週の6月1日(月)~3日(水)の3日間で学院長と私の男性講師陣でファスティングダイエットに挑戦しました。期間中はファーストプランという野菜酵素ジュース(成分としては母乳に近いそうです)と毎日1・5~2リットルの水だけで、あとは断食します。

1日目は夜に若干の空腹感を覚えつつもウォーキングとストレッチを行い早めに就寝して、何とかこと無きを得ました。しんどかったのは2日目です。明け方早くに目が覚めましたが、眠くて仕方なく、この日は仕事が休みだったこともあり、2度寝、3度寝を繰り返して結局9時頃に起床しました。もう朝からお腹が減って仕方ありません。野菜酵素ジュースを飲むと空腹感は収まりますが、今度は頭がボーッとします。

子供の頃から大好きで何度も読んだ灰谷健次郎さん著作の「兎の眼」に出てくる足立先生がハンガーストライキの最中につぶやく「つらいな、日頃が大食いやからしんどいワ」というセリフが頭の中でグルグルと回っていました。私も日頃が大食いなもんですから・・・。

用事があった為、ウォーキングを兼ねて外を歩き回りました。気がつくと、日頃はあまり眼を向けない食べ物屋さんの前で思わず何度も立ちすくむ有様(汗)。読書と軽いストレッチで気を紛らわし、空腹時には水分と塩を補給して何とか2日目をしのぎました。

そして3日目、朝からボーッとした頭で授業を行い、午後を迎えました。「今日を終えればご飯が食べられる!」と嬉しくなったのが良かったのか、初めて「調子いい!」感覚が出てきました!なんか心身ともに軽くなった感じで、結局4日目の夜まで断食を続行しました。

私の場合体重71・30キロでスタートして4日目には67・05キロに減っていました。現在また体重は増えつつあるんですが、断食前より肌の調子も良くなり、本当に体験して良かったです。

今回のファスティングを通じて実感したのは「ちまたの健康常識には誤解もある」という事です。

私自身も毎回3食きっちり食べないと体調を崩す、という刷り込みがされてましたが、人間は何百万年の単位でお腹をすかせていた状態が常だったので、時には食事制限をして内蔵を休ませることも大切なんだ、と初めて実感できたように思います。

また、「塩の効能」についても実感しました。後日調べたところ、塩は高血圧の原因として悪者扱いされているが、実際には自然塩や海水塩で胃の消化力を助けたり、甘い物やアルコールをとりたい欲求をセーブしてくれるとの事。(「食べ方問答 少食のすすめ」甲田光雄・サンプラザ中野著より)

近い将来、健康に大切なのは、少食(断食)・運動そしてリラクゼーション(整体)という考え方が一般的になれば素晴らしいな・・・と思います。

むらい